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TEL. 0184-55-3031

〒015-0404 秋田県由利本荘市矢島町七日町字助の渕1-5

本校について (創立記念日 6月25日)

校章解説  

 校章は矢島の矢を図案化したもので、三本の矢はそれぞれ、「知・徳・体」の三つを象徴し、知・徳・体を兼ね備えた人間を養成したいという願いを込めている。また、三本の矢は毛利元就の遺訓のように健やかな学校を築き上げるようという意志を示したものである。

校訓 「不憤不啓(ふふんふけい)」 

 「論語」にある中国古代の聖人孔子の言葉で、「憤せずんば啓せず」と読む。
 「理解しようと苦しみ悩み、いま一歩のところでなお真の理解に至り得ず、心中に憤りを感じるようにならなければ教え導かれない」という意味である。自ら、積極的に真理を求めて努力することこそ、真に学ぶ者の姿であることを示したものである。


校長あいさつ          秋田県立矢島高等学校校長  藤原 淳   

 秋田県立矢島高等学校のホームページにおいでいただき、ありがとうございます。
 本校は秀麗無比とうたわれる鳥海山に抱かれた、清純な子吉川が流れ城下町のたたずまいを至る所で感じることのできる由利本荘市矢島町にあります。
 大正15(1926)年に創立された矢島町立農業補習学校農業専修科を母体とし、地域に根ざし、地域と共に歩む学校として今年で99年目を迎えます。また、平成21(2009)年には校舎新築を機に、由利本荘市立矢島中学校と全国初の校舎一体型中高連携校となり16年目になります。今年度から由利本荘市立矢島小学校も移設され、小中高が同じ校舎を使用して学校生活を送ることとなります。
 校章の三本の矢が象徴する「知・徳・体」を兼ね備えた生徒を育成することを教育目標に掲げ、小規模校ならではの、生徒一人ひとりに寄り添ったきめ細かい指導を行っています。
 特色ある教育活動としては、「総合的な探究の時間」である「鳥海探究」が挙げられます。郷土の自然・歴史・文化をさまざまな体験から学び、地域の将来について提言したり、自分の担うべき役割について考えたりします。このほか、地域創造コースのビジネス系列では地元の特産品をいかした商品開発等を行う「やしまブランディングプロジェクト(YBP)」を、福祉・看護系列では地域の施設や人材と連携した体験的・実践的な教育活動をそれぞれ行っています。また、未来探究コースでは多様な進学・就職希望に対応したきめ細やかな学習指導を行っています。
 さらには、地域貢献活動として、全校を挙げて高齢者宅の除雪や地域の各種行事に参画し、生徒はボランティア活動に積極的に取り組んでいます。これらの学習や活動、そして座学だけでは経験できない、世代を超えた多くの人達とのコミュニケーション等を通して、郷土を理解し、郷土への愛着と誇りを育むとともに、将来一人の社会人として幸せに生きる力の育成を図っています。
 本校は平成30年の4月に、本県の県立高等学校としては県内初となるコミュニティ・スクールの指定を受け、今年度で7年目になります。地域との結びつきを更に緊密なものとし、「地域に根ざし、地域と共に歩む学校」としての更なる深化と、ここ矢島の地を舞台とした特色ある教育活動のより一層の充実を図ってまいります。
 今後とも皆様の御理解と御支援をお願い申し上げます。    2024(令和6)年4月



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         字助の渕1-5

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